頑張って社会に擬態するブログ。

おしゃれレベル1のあなたに、スライムくらいは一撃で倒せるようになっていただきたいブログ。

オタクに見える服装とは

 

こんばんは。

今回は「そもそもオタクに見える服装とはどんな服装か?」です。

さっくりサクサクまとめてみたいと思います。

 

 

前回で、『「無個性or方向性が見えない」とRPGのモブになる』と言いましたが、それが=オタクっぽいなのか?あれ?社会に擬態するのであればそれは正解なのでは?と自分でも思いましたので、その辺を少し解説します。

 

 

少々荒っぽい言い方ですが、どんな服でもモデルが着ればカワイイ(カッコいい)服に見えますし、全身で30万くらいする服でキメていてもオタクっぽく見える場合もあります。

つまり、「オタクに見える服装」というのは厳密に言えば無いわけです。

どんな服でも着る人次第、合わせ方次第ということ。……そんなん分かってるって?ですよねえ。

 

しかし「モデルが着なければ確実にオタク認定を食らう服のセット」はあります。ここは断言させていただきます。9割9分我々平たい顔族にはオシャレに着こなせないコーディネートは存在します。遺伝子には勝てません。

前回ユニクロ記事で述べた毛玉の集合住宅や、汚れ・シミのある服、季節を外しすぎている服など、

「ああ、コイツ着ている物に頓着がないんだな」

「それ以外によっぽど好きなものがある」「センスのない服を着ていても支障がない生活をしている」

と道行く人々は思うわけです。

それが=「オタクっぽい認定」を食らう1つの要因です。

 

未だに私には理解できませんが、独自リサーチの結果、普通の方々は中高生くらいで一時ファッションに目覚める時代があるそうです。彼等彼女らは渋谷109で服を買ったり、ちょっと良いスニーカーを買ったり、ファッション雑誌を参考にしてコーディネートを考えるんだとか。都市伝説ですね。

ちなみに私は中高生時代原宿に通っている時代がありましたが、当時の服装と言えば「すっぴんにエセパンク風ファッション」という完全黒歴史です。クロチャとかあの辺りにお世話になっていました。もちろんナオトなんかは中学生には高すぎて手が出せませんでしたよ。心臓が痛い……。

 

で、話を戻しますと、RPGモブの服は「服装に興味がない人」に見えやすいのです。コレとコレをこの色で合わせたらめっちゃオシャレじゃね?という着ている人間の意思が見えないので、床に落ちている物を着てきた感が出てしまうわけです。 

そこに「すっぴん」「毛玉」「歩き方」「仕草」など、色々なそれっぽい立ち居振る舞いが加算されて行くと、100点パーフェクトな「オタクっぽい服装」が出来上がります。

 

つまり何が言いたいか?

オタクファッションは一夜にしてならず。今までの積み重ねがオタクファッションを作るのだ。

 

ですのでまずは着るものから、ちょっと普通っぽい方に寄せてみてはいかがでしょうか。

ささやかながらこのブログがそのお手伝いになれば幸いです(ダイマ)

服装に自信が持てると出入りできる場所が増えます。近道に駅ビルの化粧品フロアとかも普通に歩けるようになります。これマジな話です。

 

オタクたちよ大志を抱け。いずれサンシャイン劇場までの道を悠々と歩けるようになるのだ。

 

 

全身ユニクロは悪なのか?

 

こんばんは。ここ2.3日花粉に鼻をちぎられかけている真鍋です。

 

 

さて、今回はタイトルの通り「全身ユニクロではいけないのか」という内容です。

 

入りやすいですよね、ユニクロ

服屋感無いし、店員さん寄ってこないし。

 

結論から言いますと、個人的には全然アリだと思います。ただし、全身ユニクロ固めは逆にある程度のセンスが必要です。

なにが難しいのか?以下、3つほど難点を出してみたいと思います。

 

 

・難点1つ目 ユニクロにはトータルコーディネートマネキンがあまり無い

 

参考になるものが無いというのは意外と大変です。

マネキンはあるにはありますが、ユニクロのマネキンは「ファッション(着方)の提案」というよりは、その畳んである服広げるとこういう感じですよー、という意味合いが強いマネキンです。

結果、組み合わせを考えながら購入しないといけないので、自分の持っている服(いわゆる「ワードローブ」というヤツです)を把握していないと「買ったけれど結局合わせづらくて着ない」という現象が起きることになります。

そして洋服に興味がない大抵の人間はユニクロ.hack//G.U.しか知らないのでそこに行かざるを得ません。ユニクロの洋服は基本的に無地・シンプル・そして毎期変動する流行のモノ(ガウチョパンツとか)しかないので、ユニクロのみで全身完結させるとRPGのモブみたいなのが出来上がります。

多分それが精いっぱいのオシャレなんだというのは分かるが、(服装が無個性or方向性が見えないので)めっちゃオタクっぽいやん……となるわけです。書いていて過去の自分を刺している気分になっています。

 

個人的統計ですが、ファッションに興味のない人間は基本両極端なので、我が道を行くギルガメッシュ(私服)タイプかとにかく柄物が嫌いな士郎タイプかしかいません。ちなみに私は後者でした。多分一番オシャレなのはアロハの兄貴です。

 

 

・難点2つ目 意外と高い

 

そう、ユニクロ意外と高い。

Tシャツとかスウェットは安いんですが、普通に外行きにする服を買おうとするとトップス+アウター+ボトムで1万5千円は確実に超えます。長袖トップスは約3千円くらいはするし、ボトムもよくてニイキュッパ、アウターは余裕で6.7千します。冬になると生地厚くなるので1.5倍くらいの値段になります。

ある程度安い新品を買おうと思ってユニクロに行くのに、ついでにヒートテック買ったりなんかした暁には2万を超えます。高え。

三種の神器セットで1万5千円出せるのであれば、earth music&ecologyとかSM2とかに行った方が良いと思うのが正直なところ。ちなみにこの2つはブランド名です。そのうち紹介します。SM2と書いてサマンサモスモスと読みます。読めるか!!

 

ということなので、できればユニクロでは何か足りないパーツの服をピンポイントで決め買いするのがおススメです。このジャケットに合わせる白シャツを買うぞ、とか、このズボンに合わせる青いトップスを買うぞ、とか、目的買いするのがいいと思います。意外と他のブランドの方が安上がりです。

 

 

・難点3つ目 生地が弱い

 

ある意味これが一番の問題であります隊長!

 

洋服に興味ない奴はなあ……着まわしやすい服を2年3年余裕で着るんだ……しかもそればっか着るんだ……基本的に出かけるときはいつも同じ服装なんだ……

そうするとどうなるか。そう、生地が傷むのである。

しかしお前らはそんなところには興味がない……!そのケツの大量の毛玉を電車の中でオバチャンにガン見されようとどうでもいい……!その袖にある夕飯のエビチリが飛んだ小さなシミをコンビニでレジの店員が見ていても気にしない……!お前らはそういう奴なんだ……!

しかし、気づいてほしい。そして気にかけてほしい。

オタクらしさを加速させているのは、そういう要素がスパイス的に加味されてゆくからなのです。そしてあなたが3年前から着ているそのTシャツはもう寿命なのです。どうか安らかに眠らせてやってください。

 

で、若干逸れましたがユニクロの服の生地が弱いという話。

正直これは個人の感覚の差もあるかとは思いますが、私としてはユニクロ生地は毛玉になりやすい感覚があります。これはニット製品に限ったことではなく、ちょっとテロテロした光沢のある生地(レーヨンとかテンセル)や、綿素材のTシャツ、そしてYシャツなど、細かい毛羽立ちと毛玉が割とすぐできます。使い方にもよりますが、体感で2、3回着るとすでにその片鱗が見えてきます。

大量生産故しょうがないことではありますが、やはり長期で、それも年単位で着ることはあまり想定されていないのではないでしょうか。

 

そしてその服を毛玉だのなんだのに興味のない奴が着れば……後は分かるな?

 

あと、これは目撃談と人伝手に聞いた話ですがよくケツが破けます。

うちの会社は下が黒いズボン指定なのでメンズたちはユニクロのスラックス(スーツの下みたいなやつ)を履いていることが多いのですが、しゃがむと同時に

「ッ゛ぅオ゛!?」

と謎の鳴き声を発してケツを隠す上司を3回は見たことがあります。全員別の人間です。パートさんに聞いてみたところ6割くらいが目撃情報を持っていました。

ですので、仕事着にユニクロのパンツを使用されている方はご注意ください。過度な負担をかけますとケツから割けます。ちなみに弊社業務はかなりケツ生地に負担をかける動きのある仕事ですので、一般使用の場合はまず大丈夫だと思います。

 

 

~結論~

以上3点ほどユニクロ服の難点について挙げてきましたが、結論としては、

ユニクロで服を買うなら明確なコーディネートを考えろ」

です。

自分のワードローブにある服と合わせるもよし、イチからすべてユニクロで揃えるもよし。

だがしかし絶対にやってはいけないのは、「とりあえずこれ買ってみよ。多分持ってる服のどれかに合うだろ」という根拠のないチャレンジャー精神を発揮させることだ。レベル1でドラゴンに挑むのは止めなさい。お前のワードローブにそんなレパートリーは無い!!!

せめて「よし、今日こそは新しい服を買おう」と意気込んででかけるのなら、クローゼットの中をチラ見してから出かけてください。それだけでも全然違います。騙されたと思ってやってくれ。できれば何が欲しいのか道中サンホラ聞きながら考えてくれ。

 

 

ユニクロ編、以上!

少しでもあなたのユニクロライフが良いものになりますように。ではでは。

 

ボトムってなんやねん……

というあなたに贈る本日の1ページです。

 

 

勇気を出して買ったファッション雑誌に

 

「春は花柄シフォントップスで決まり☆ゆる見えナチュラルスタイル☆」とか、

「この冬ボトムはウールがキテる!人気モデルに聞いた着回しファッション♡」とか、

 

よく分からないカタカナ単語で目が滑って雑誌が読めねえ……

とチベスナ顔になった経験のある方、多いのではないでしょうか。

 

ということで今回は

「トップス・ボトム・アウター」

この三種の神器の解説です。

これが分かれば雑誌の表紙くらいは理解できるようになります。中身はまず意味不明だと思いますので最初は表紙を眺めるくらいにしましょう。

 

しかし、何も難しいことはありません。日本人は無駄にカタカナ語が好きなだけなのです。ファッション系はそれが特に顕著。覚えらんねえよ!!

 

 

で、本題ですがこれらはただ単に洋服をどこに着るかの問題です。

上半身ならトップス、下半身ならボトム、羽織ならアウター。以上!

 

例えば: Tシャツ・Yシャツ・トレーナー=トップス

     ジーパン・ショートパンツ・チノパン=ボトム

     コート・ジャケット=アウター              

 

となります。つまり、

     ガンダム(=トップス)の中のRX-78(=Tシャツ)、

     FF(=ボトム)の中のFF10(=ジーパン)、

     ジャンプ(=アウター)の中のDグレ(=コート)ですね。

 

Dグレは星野先生が生きていてくれれば良い派です。生きていてくれればいつか新刊が出るかもしれないんや……。

 

例外としてはインナー(下着)やスカート(あまりボトムとは呼ばない)などがありますが、これはなんとなくニュアンスで分かりそう。スカートが分からん人間は流石にいないと思いたい。

用語としては、この三種の神器+シューズ・アクセサリーくらいで大丈夫です。

突き詰めるとラグランシャツとかノーカラーコートとかMA-1とか意味不明な単語が山のようにありますが、これらも結局三種の神器の中に入ります。なのでこの3つだけ分かれば万事オーケー。経験値が50加算されました 

       

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思ったよりもさっくり纏まりましたね。

それだけ基礎ということでもありますが、一番最初に姉に聞かれたのはこれでした。

 

「なあなあ明日オフ会の待ち合わせなんだけどさー、メールが暗号で意味不明。」

「見せてみ」

『明日楽しみです!(*''ω''*)こちらは麦わら帽子、レースの黒いトップスにボトムはグリーンのガウチョの予定です!〇〇さんの服装も教えていただいてよろしいでしょうか…( ..)φメモメモ』

「分かりやすいジャマイカ」

ボトムってなんぞ

「オーゥ……」

 

という会話が我々の間で交わされたのでありました。その後めちゃくちゃ講義した。

 

 

……ということで以上、三種の神器「トップス・ボトム・アウター」の解説でした。

これで雑誌コーナーに立ち入れるくらいにはなったのではないでしょうか。次は手に取ることを目指しましょう。

 

ではでは、また次回の記事でお会いしましょう。バイちゃ!

ご挨拶と注意書き

 

初めまして、真鍋と申します。実際は申しません。もちろんペンネームです。

 

きっとここを見てくれているような奇特な方々は自己紹介も見てくれていることでしょうから、その辺は割愛します。

スペックとしては、

 

・二十五歳 独身:女 

 

・某アパレル系総合リユース(リサイクル)ショップ勤務 この時点で入社5年目

 

・最終学歴 専門学校:イラストレーション専攻

 

・高校まではアニメ・ゲームに浸り、高校卒業時は「声優を目指す」と言って声優科に入ろうとする(未遂)

 

・専門でデザイン系会社の面接・自分のポートフォリオのセンスの無さに絶望して二回で就職を諦める

 

・現在の会社に就職し、涙ちょちょぎらせながら必死にアパレルやらバッグやら靴やらの知識を独学で学ばざるを得ずその辺をどうにか会得する

 

 

先日、地方の俳優イベントへ出かけるという姉(現在は特撮沼どっぷり)から「××さんに会っても恥ずかしくない服を見立ててくれ」との依頼を受け、「まずはどの服で行こうとしていたのかを見せてもらおう」と見物した結果、そのセンスの無さに絶望したことがこのブログの始まりです。

 

なぜ姉のタンスにはパーカーばかりなのか?なぜズボンは全てダークグレー系なのか?なぜ遠征前日に新品の靴を買ってくるのか?

 

……あれ、これはもしかしたら同じ悩みを持つ同志たち(姉の)がいるのではないだろうか。

 

その辺の憤りにより開設されました。何に憤っているかと言えば、恐らく服を見立てるのが10回目くらいの姉への憤りです。貴様の脳内に洋服のセンスに割くリソースは無ぇのか。

 

 

とまあここまで自分のことは棚上げで姉への憤りを語ったわけですが、今の会社に入る前は私も似たようなものでした。むしろ「ちゃんとしよう」という意識がなかった分もっとレベルが低かったかもしれません。今でもなぜあれで面接に通ったのかが不思議です。

 

ブランドはこの世にユニクロしまむらが5:4、そしてG.Uが1の割合で存在しているだけだと割とマジで思っていましたし、母親に言われる「そのセーターの毛玉取りなさいよ」の毛玉は母親にしか見えないんだと思っていました。母ちゃん目が良いなあワタシには見えねえよとマジで思っていた。自分に見えてないだけだった。

 

そんな私でも人材教育不足のグレー会社に入ればこの通り、ブログができるくらいの知識を身につけざるを得ませんでした。わあい、やったね!

 

 

 

そしてここからはほんの少しご注意パートです。

 

こちらの文面は各アパレル会社・メーカー等公式の見解ではなく、あくまで一個人としての感想であることをご了承ください。

お洒落なアナタからのクレーム・ご指摘・ご意見は一切スルーされますのでそこのところよろしくお願いいたします。

 

 

さて、ここまで読んでくださった藁にもすがる思いのあなたへ。どうも藁です。

このブログを読んだことで、どうぞ少しでも社会に擬態できる自信を身に着けていただければ幸いです。